しぶつ

しぶつ
I
しぶつ【四仏】
〔仏〕
(1)四方四仏のこと。 (ア)東方の阿閦(アシユク)仏, 南方の宝相仏, 西方の無量寿仏, 北方の微妙声(ミミヨウシヨウ)仏をいう。 (イ)密教で, 大日如来の四方にいる仏。 金剛界では東方の阿閦仏, 南方の宝生仏, 西方の阿弥陀仏, 北方の不空成就(フクウジヨウジユ)仏。 胎蔵界では, 東方の宝幢(ホウドウ)仏, 南方の開敷華(カイフケ)仏, 西方の無量寿仏, 北方の天鼓雷音(テンクライオン)仏をいう。 この金胎両部の四仏は同体異名とされる。
(2)賢劫(ケンゴウ)の最初に現れ, 入滅した過去の四仏。 倶留孫(クラカンダ)・倶那含(クナゴン)・迦葉(カシヨウ)・釈迦をいう。
II
しぶつ【四勿】
〔論語(顔淵)〕
孔子が顔回に与えた四つの戒め。 礼に外れたことを見たり, 聞いたり, 言ったり, 行なったりしてはならないということ。 四箴(シシン)。
III
しぶつ【死物】
(1)生命のないもの。
(2)役に立たないもの。

「~と化する」「~を活用する」

IV
しぶつ【私物】
個人の所有物。

「会社の品を~化する」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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